【ドッグショーとは】

犬の姿形を審査する「品評会」です。

それぞれの犬種の理想にもっとも近い犬を評価する目的で行われます。

犬種ごとに理想像があり「犬種標準(Standard : スタンダード)」と言います。
ドッグショーではこの「犬種標準」が審査の基準となっています。
犬種標準は、その犬種の姿形、能力、性質などを保存するために定めたもので、
繁殖指針として優良な犬を保存していく上で重要な資料となっています。


 【ドッグショーの種類】
FCIアジアインターナショナルドッグショー
@ジャパンケネルクラブ本部が主催するもので、アジア最大規模
FCIインターナショナルドッグショー
@各ブロック協議会(地区)が主催
クラブ連合会展覧会
@各都道府県のクラブが合同で開催
犬種部会展覧会
@単犬種、犬種群クラブが合同で主催
クラブ展覧会
@単犬種、犬種群、全犬種のクラブが開催

全犬種展覧会(オールブリード・ショー)
@すべての犬種

犬種群展覧会(グループ・ショー
@1犬種群のみ
「例外として第4グループはダックスフンド1犬種でサイズ毛種による9つのバラエティーがあるため、
単犬種展とは言わず、犬種群展の扱いとなります」

単犬種展覧会(スペシャリティー・ショー)
@1犬種のみ



 【ドッグショー審査ポイント】

タイプ
ある犬種の特色を示す特有の質のことで、スタンダードの本質の具体化をタイプといい
ます。

クオリティー
タイプで表現された特色(犬質)の充実度や洗練度のことを指します。

コンディション
スポーツ選手がコンディションに気を配るように、犬も当日の健康状態や精神状態の調
整が必要です。

サウンドネス
精神的にも肉体的にも健康な状態であるか確認します。おびえたり過度に攻撃的であっ
たり、骨格や筋肉の状態や、歯の噛み合わせが悪くてはいけません。

バランス
いくら一部が秀でていても、全体の調和がとれていなければいけません。魅力的な各部
のポイントが全体の感じを損なわず、かえってその犬全体を魅力的にしていることが大
切です。

キャラクター
ドッグショー会場の中を他の犬と歩く時でも、何か光り輝くものがある、ひときわ目立つ
マナーがいいというような魅力もドッグショーでは大切なことです。



【ドッグショー年齢区分】
種類 出陳クラス 年齢
ベビーマッチショー ベビークラス 生後満4ヶ月1日以上
パピーマッチショー パピークラス 生後満6ヶ月1日以上
チャンピオンシップショー ジュニアクラス 生後満9ヶ月1日以上
ヤングアダルトクラス 生後満15ヶ月1日以上
アダルトクラス 生後満24ヶ月1日以上
チャンピオンクラス チャンピオンタイトル獲得犬



犬種部会展,連合会展,FCIインターナショナル・ドッグショーにおいて単犬種40頭
以上の場合、単独システムが組まれます。その場合各クラスは、それぞれオープン
クラスと自家繁殖クラスに分けられます。

各犬種によって第1グループから第10グループに、グループ分けされます。

*2008年1月よりクラブ連合展では、日本犬グループ(第11グループ)が廃止。
FCI展・全犬種クラブ展と同様にFCI10グループ制となる。


 審査はトーナメント方式で行われます

審査はトーナメント方式で行われ、最初にそれぞれ同じ犬種の中から、牡牝各クラス
1席を選出します。単犬種展,単独システムの場合はEX(Excellent)。チャンピオンクラ
スを除き、牡はWD(Winners Dog)・牝はWB(Winners Bitch)を選出します。WD・WBは牡
牝各チャンピオンクラスに進み、牡牝一頭ずつのBOB(Best Of Breed)を選出します。

次にこのBOBを獲得した犬の中から、牡牝一頭ずつ各グループの一席にあたるBIG
(Best In Group)を選出します(連合会展,FCIインターナショナル・ドッグショー)。クラブ
展の場合はEXG(Excellent Group)。

そして、このBIG(又はEXG)を獲得した犬の中から、牡の総合一席にあたるKINGと、
牝の総合一席のQUEENを選び、KINGとQUEENのどちらかが、そのドッグショーの最
高栄誉であるBIS(Best In Show)に輝きます。単独展の場合はBISS。


チャンピオン犬になるためには

チャンピオンになる為には、3枚のCC(CHAMPION CHALLENGE CERTIFICATE)
と1枚のM・CC(メジャー・CC)が必要です。

全犬種クラブ展でCCが付与され、FCIインターナショナル・ドッグショー,連合会展,
犬種部会展でM・CCが 付与されます。

有効な4枚のCC及びM・CCは、2名以上の異なる審査員から取得したもの
でなければなりません。

CC及びM・CCの初回取得から最終取得までの期間が4年間でなければなりません。

CCは、全犬種クラブ展では、WD・WBに与えられます。
但し、3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。




 入賞及びCCの付与について

 全犬種展・犬種群展
   
 WD(ウイーナーズ・ドッグ)、WB(ウイーナーズ・ビッチ)審査
 チャンピオンクラスを除く当該ショー区分(ベビーマッチショー、パピーマッチショー、 チャンピオンシップショー)の 牡牝ごとに2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があればウィナーズの
  賞位とリボンが付与されます。

  但し、CC(以下、CCについてはチャンピオンシップショーのみ)は3頭以上の
  出陳犬がいなければ付与されません。

 BOB(ベスト・オブ・ブリード)審査
  
当該ショー区分の牡牝ごとに2頭以上(当該犬含む)の出陳犬があればBOB
 の賞位とロゼットが 付与されます。

 1頭の場合は、グループ選出資格犬としてロゼットが付与されます。
 但し、CCは、3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 FCI展については、CACIB(キャシブ)が付与されます。2頭から選出されたBOB
 であってもブリードキャシブが付与され、次席犬にはR.CACIB(リザーブキャシブ)
 が付与されます。

 グループ及びEXG(エクセレント・グループ)審査
  入賞数の枠内であれば、ブリード審査までの頭数に係わりなくグループ又は
   EXGの 賞位が付与されます。

  ブリード審査まででCC及びブリードキャシブ(FCI展のみ)を取得していない入賞
 犬に ついては、CC及びグループキャシブ(FCI展のみ)が付与されます。
 
  但し、グループ及びEXG審査の頭数に係わりなく、ジャッジが当該賞位及びCC
  に ふさわしくないと判断した場合は付与されません。

 単犬種展・単独システム犬種

 WD,WB審査は、「(1)全犬種展・犬種群展@WD,WB審査」 の記述に準じます。

 RWD(リザーブ・ウイナーズドッグ),RWB(リザーブ・ウイナーズビッチ)
 
 WD又はWB,及びチャンピオンクラスを除く当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上
 (当該犬を含む)の出陳犬があれば、RWD又はRWBの賞位とロゼットが付与されます。

  但し、CCは3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

  EX
エクセレント)
 
 クラスに2頭以上の出陳犬があれば、EXの賞位とロゼットが付与されます。
 但し、CCについては、クラスに3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。

 単犬種展のBD,BB

  当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば、BD又
  はBBの賞位とロゼットが付与されます。

 但し、CCは3頭以上の出陳犬がいなければ付与されません。


 単犬種展のBISS(ベストインスペシャリティショー),BOS(ベストオブオポジットセックス)
   BISSの賞位とロゼットは、当該ショー区分毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬が
   あれば付与されます。
  
 BISSへのCCは3頭以上の
出陳犬がいなければ付与されません。
 BOSの賞位とロゼットは当該ショー区分の牡牝毎に2頭以上(当該犬を含む)の出陳犬があれば付与されます。

  単独システム犬種のBOB審査は、「(1)全犬種展・犬種群展ABOB審査」 の記述に準じます。

 AOM(Award of Merit)アワードオブメリット
チャンピオンクラスの出陳頭数が多い犬種を考慮して、チャンピオンクラス及びウイナ
ーズドッグ(又は、ウイナーズビッチ)から、BOB選出に続いて
次の定数枠内でアワード
オブメリットが選出されます。


ベストオブブリード審査実頭数
(牡・牝別)
付与数
5〜10頭 1頭以内
11〜20頭 2頭以内
21〜30頭 3頭以内
31〜40頭 4頭以内
41頭以上 5頭以内



アワードオブメリットの選出数については上限のみを定め,BOBに準ずるレベルに達
していなければ選出されません。
アワードオブメリットには、ロゼットリボンが付与されます。 




 CC(MCC)の交付について(2008.1以降開催分より実施)
全ての全犬種展(アジア展・FCI展・クラブ連合会展・全犬種クラブ展)において
次の入賞犬が本会チャンピオンでなく、当該展でCC(MCC)をまだ
取得してない場合は、CC(MCC)を交付する事になる。

1・キングおよびクィーン
2・リザーブキング及びリザーブクィーン
3・当該グループのグループ入賞犬審査時における審査頭数により、次の表の通り交付

グループ席次
アジア展・FCI展
クラブ連合展・全犬種クラブ展
1席 2席 3席 4席








1頭 ×
2頭 ×
3頭 ×
4頭 ×
5頭〜





 インターナショナルチャンピオンについて

インターナショナルチャンピオン(FCIインターナショナルビューティー チャンピオン)
となるためには以下の資格条件を満たさなければなりません。

異なる審査員が発行した4枚のCACIB(キャシブ)を有する犬に与えられます。

但し、最終のキャシブ取得日は、最初のキャシブ取得日から1年1日以上 の期間を
経ていなければなりません。

また国外で取得したキャシブがある場合でもキャシブとして加算されFCI チャンピオン
として登録申請をする事が出来ます。

キャシブは、FCIインターナショナル・ドッグショーにおいてBOBに選出されることにより
付与されます。

                                          



 シュープリーム・ドッグ(JKC),グランド・チャンピオン
  (プロモーションシステム)について

次の賞歴が5回に達した犬を、シュープリーム・ドッグ(JKC)グランド・チャンピオン
(プロモーション・システム)として表彰されます。
(1)全犬種展及び犬種群展のキング,クイーン
(2)単犬種展のBISS,BOS



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